子育ての理想と現実の違い

私は妊娠中、つわりはきついことはありましたが、基本は元気な妊婦生活を送り、仕事も8ヶ月まで続けていました。(結構な力仕事がある仕事です)職業柄子どもと触れ合うことが多く、赤ちゃんを目の前にすると、可愛い、自分も愛情を持って育てる!神経質にならないで、ゆる〜く子育てできればいいな♪と考えていました。しかし、その考えは出産後崩れてしまったのです。

これは脅しではないです、出産後、ボロボロの体で授乳のたびに起こされ、睡眠不足となり、メンタルはボロボロ。手厚いサポートがある!という自信のある方は良いのですが、そういう方こそ自分でやらなきゃ、甘えたくない!という気持ちが出てきてしまうかもしれません。(これは私です)

甘えられるなら絶対に甘えてください。手厚いサポートが受けられない方は精神面、体力気力ここからが勝負です。まず一年は睡眠不足になるということを覚悟してくだい。そして、いろいろな方が行っているかも知れませんが、母乳は全てではありません。ミルクの方が美味しそうに飲む時も絶対あります。完全母乳で育てたからって天才に育つ、そんなことは絶対にないです。

そして生後半年も過ぎれば離乳食が始まります。最初は手作りの物を…と思うかも知れませんが、市販のものの方が正直衛生的かつ、様々な野菜を手軽に食べる体験ができると思います。アレルギーのものさえ気をつけていれば野菜は何グラムだから…など細かく神経質になる必要なんてないですよ。

1歳半を過ぎれば生物など以外は上手に食べられるようになりますし、保育園に入園をする頃になれば、給食で様々な食体験をさせてくれるはずです。これを言い切れるのは、私が本職だからです! 保育園で見ていた赤ちゃんはもう家庭で夜泣きを越え、離乳食を越え、育った赤ちゃんだったということを子どもを育ててみて改めて感じることでした。

子育てを舐めていた自分がとても恥ずかしく思えた瞬間でした。これから子育てが始まる方、「今」がいつも大変です。比べず、焦らず、お互いをリスペクトする気持ちでいることを大切にしましょう。