〈出産祝い〉貰って嬉しい贈り物って?

出産祝いプレゼント

「出産祝い」って、どのようなものを贈ればよいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。出産祝いで本当に喜ばれるものとは、どのようなものなのでしょうか。また、出産祝いを渡す時期や、訪問時のマナーについても、詳しく見ていきましょう。

〈出産祝いを渡す時期〉

まずは出産祝いを渡す時期についてですが、赤ちゃんが生まれて7日目の夜、「お七夜」から、生後1ヶ月頃の「お宮参り」までの期間にわたすのが一般的です。

しかしこれはあくまで目安であり、実際はお七夜にはまだ入院しているというお母さんも少なくありません。また、出産という大仕事を終えたお母さんは、とても疲れていますので、早ければよいというわけでもありません。

出産祝いを直接手渡す場合には、お母さんのタイミングに合わせてあげるのが一番です。特に病院に直接会いにいく場合には、必ず連絡を入れてから会いにいくようにしましょう。

近頃はご家族以外の面会を禁止している病院も、少なくありません。

また、入院中とはいえ、ずっと休んでいるというわけではなく、沐浴指導や授乳など、お母さんはすでに大忙しです。

病院の方針やスケジュール、体調などを配慮し、手短に済ませるようにしましょう。

また、退院の際は荷物が多いので、大きなものは郵送にするのが無難です。

面会の際には「おめでとう」の言葉だけを伝え、お祝いの品は退院後に郵送する、というのも一つの手です。

〈出産祝いで喜ばれるものとは?〉

出産祝いは、その気持ちが最も大切です。とはいえやはり、最高のものを贈りたいですよね。では、どのようなお祝いを贈れば、本当に喜んでもらえるのでしょうか。

  • 長く使えるもの

赤ちゃんはぐんぐん成長します。新生児用の品物は、あっという間に使えなくなる可能性があります。また、新生児用のものは、お母さんがすでに出産前に揃えている場合がほとんどです。少し先に使うものや、長く使えるものを選びましょう。

  • 良質なもの

これは単に、高級品を贈るということではありません。赤ちゃんはデリケートです。また、お母さんも、赤ちゃんに使用するものには、とくに敏感になっているものです。

とくに衣服などの身につけるものは、オーガニックなものを選ぶとよいでしょう。また、離乳食に使用する食器や、おもちゃなどを贈る場合にも、オーガニックなものは喜ばれます。

  • たった一つのもの

赤ちゃんは、お母さんにとって、かけがえのないたった一つの宝物です。出産祝いにしても、どこにでもあるものよりも、「たったひとつのもの」は、とても喜ばれます。

お祝いの品に、赤ちゃんの名前を入れてくれるサービスなどもありますので、利用してみると良いですね。

反対に、避けた方が良いものもあります。相手が欲しがった場合には別ですが、ベビーベッドや場所をとる家具などは、ありがた迷惑になってしまう可能性も。

また、何を贈ればよいかどうしても決まらない、という場合には、本人に直接聞くのも一つの手です。

〈訪問時のマナー〉

出産のお祝いを、郵送ではなく、直接手渡しする場合のマナーについても、知っておきましょう。

病院へ行く場合に気をつける点については、先程少し触れましたが、自宅に訪問する場合にも、気を配る必要があります。

  • 手短に済ませること

これはとても大切です。

妊娠、出産を経て、一息つく暇もなく、赤ちゃんのお世話は始まります。

赤ちゃんは昼夜問わずお世話が必要なため、お母さんは睡眠不足である場合がほとんどです。

また、一人目であっても二人目であっても、生活環境はガラリと変わりますので、お母さんは疲れています。

ダラダラ居座る事のないように、気を配りましょう。

  • 清潔にすること

赤ちゃんはとてもデリケートです。訪問したらまず、手を洗わせてもらいましょう。また、感染症などが流行している季節には、たとえ元気であっても、マスクをしていくのが無難です。

  • 子供を連れて行く場合

自分にも幼い子供がいる場合は、できることなら預けて行きましょう。

どうしても連れて行かなければならない場合には、最大限の配慮をしましょう。

  • 食べるものへの配慮

自宅へ直接伺う場合には、出産祝いとは別に、手土産として食べるものを持参することもあるでしょう。

赤ちゃんはまだミルクや母乳以外のものを食べる事はできませんが、母乳育児をしているお母さんは、自分自身が食べるものにも、気を配らなければなりません。

そのような場合にも、身体に優しいオーガニックなものは、喜ばれます。

また、生クリームなどの乳腺炎の原因になりやすいものや、刺激の強い食べ物も、避けるようにしましょう。

いかがでしょうか。

上記はあくまで、一般的なマナーです。

親しい間柄であれば、たくさんお話しをしていたい、こんなものが欲しい、または食べたいなど、色々な要望があるかもしれません。

お母さんの気持ちや体調に配慮して、喜んでもらえるのであれば、それに応えてあげる事が一番です。

最高の贈り物ができると、良いですね!