妊娠がわかったときの嬉しさと同時に、多くの人が直面するのが「つわり」です。
よく聞く症状ではあるものの、実際に体験してみると「想像していたのと違う…」と戸惑う方も少なくありません。
今回は、つわりで起こりがちなことを、体験談ベースでわかりやすくまとめました。今まさにつわりに悩んでいる方が、「私だけじゃないんだ」と少しでも安心できますように。
1. とにかく気持ち悪い。でも吐くとは限らない
つわりというと「吐き続けるもの」というイメージを持つ方も多いですが、実際は人それぞれです。
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常に船酔いのようなムカムカが続く
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食べたら気持ち悪い
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空腹でも気持ち悪い
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においで一気に吐き気がくる
吐かないタイプのつわりも多く、「ずっと気持ち悪いのに吐けない」というつらさを抱える人もいます。
終わりが見えない感覚が、精神的にも負担になります。
2. においに異常に敏感になる
今まで好きだった香りが突然ダメになるのも、つわりあるあるです。
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炊きたてのご飯のにおい
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柔軟剤やシャンプー
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スーパーの総菜コーナー
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パートナーの体臭
日常生活にあふれているにおいが刺激になります。
「なんでそんなことで?」と思われるのがつらくて、外出自体が億劫になることもあります。
3. 食の好みが激変する
昨日まで好きだったものが突然受け付けなくなる。
逆に、今まで興味がなかったものばかり食べたくなる。
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白ごはんが無理になる
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さっぱりした果物しか食べられない
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なぜかポテトだけは食べられる
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冷たい麺類ばかり欲しくなる
栄養バランスを気にしたくても、食べられないものは仕方ありません。
「ちゃんと食べなきゃ」と自分を責めてしまいがちですが、まずは口にできるものを優先することが大切です。
4. 眠気とだるさが強くなる
つわり=吐き気だけではありません。
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とにかく眠い
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朝起きられない
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何もしていないのに疲れる
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体が鉛のように重い
ホルモンの急激な変化に体が追いつかず、強い倦怠感が出ることも多いです。
「怠けているわけじゃないのに動けない」というもどかしさが、自己嫌悪につながることもあります。
5. メンタルが不安定になる
ホルモンバランスの影響で、気持ちが揺れやすくなります。
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理由もなく涙が出る
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ちょっとしたことでイライラする
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将来が急に不安になる
体がつらいと、心の余裕もなくなります。
普段なら気にしない一言に傷ついたり、「こんな自分は母親になれるのかな」と落ち込んだりすることも。
でもそれは、あなたが弱いからではありません。体が大きな変化に適応しようとしている証です。
6. 仕事や家事が思うようにできない
これまで当たり前にできていたことが、急に難しくなります。
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朝の通勤がつらい
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パソコン画面を見るだけで気持ち悪い
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料理ができない
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掃除をする余裕がない
周囲に理解してもらえないと、「甘えていると思われていないかな」と不安になります。
ですが、つわりは立派な体の変化。無理を続けるほうがリスクになります。
7. 終わりが見えない不安
つわりは一般的に妊娠12〜16週頃に落ち着くことが多いといわれますが、個人差があります。
軽い人もいれば、出産まで続く人もいます。
「いつまで続くの?」という見えない不安が、いちばんつらい部分かもしれません。
ですが多くの場合、ピークを越えると少しずつ楽になります。今は永遠に感じても、ちゃんと変化は訪れます。
つわりの時期に大切なこと
つわり中は、完璧を目指さないことが何より大切です。
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食べられるものを食べる
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眠れるときに眠る
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家事は最低限
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周囲に頼る
「頑張る」より「やり過ごす」意識で十分です。
赤ちゃんは、あなたの体の中でしっかり育とうとしています。あなたが横になっている時間も、決して無駄ではありません。
まとめ|つわりは人それぞれ。でも、ひとりじゃない
つわりで起こりがちなことは、
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吐き気やにおい過敏
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食の変化
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強い眠気や倦怠感
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メンタルの揺れ
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思うように動けないもどかしさ
どれも珍しいことではありません。
今つらい思いをしているなら、それはあなたが新しい命を育てている証です。
どうか自分を責めず、「今日はこれで十分」と小さく自分を肯定してあげてください。
このしんどい時期を越えた先に、きっと穏やかな時間が待っています。