一生に一度の特別な瞬間をカタチに ― マタニティフォトとは?
マタニティフォトとは、妊娠中の女性が赤ちゃんをお腹に宿している姿を記念に残す写真のこと。
近年では、出産前の思い出としてだけでなく、家族の絆を感じられるライフイベントとして人気が高まっています。
「妊娠中の自分を写真に残すなんて恥ずかしいかも…」という声もありますが、
撮影を終えた多くのママたちが「やってよかった!」と感じる理由は、“今しか撮れない奇跡の姿”を残せるから。
お腹の中に赤ちゃんがいるという特別な時間は、本当に一瞬です。後から見返すと、感動がよみがえる思い出になるでしょう。
マタニティフォトのおすすめ撮影時期
マタニティフォトを撮るベストタイミングは、妊娠7〜9ヶ月ごろ(妊娠28〜36週)。
この時期はお腹のふくらみがしっかりわかり、体調も比較的安定しているため、撮影しやすいといわれています。
ただし、妊娠後期に入ると体が重くなり、長時間の撮影が負担になる場合も。
スタジオ撮影を予定している方は、体調を最優先し、早めのスケジュール調整をおすすめします。
スタジオ?自宅?ロケーション撮影? それぞれの魅力
● スタジオ撮影
照明・背景・衣装などがすべて整った環境で撮れるのがメリット。プロのカメラマンに任せられるので安心です。シンプルな背景でお腹のラインを美しく見せる撮影が人気です。
● 自宅撮影
ナチュラルで温かい雰囲気の写真を残したい方には自宅撮影がおすすめ。リラックスできる環境で、旦那さんや上の子と一緒に自然な笑顔を撮影できます。
● ロケーション撮影
公園やビーチなど、自然光の中で撮るロケーションフォトも人気。季節の花や夕日を背景にすると、映画のワンシーンのような一枚に仕上がります。
衣装・ヘアメイクのポイント
マタニティフォトの衣装は、お腹のふくらみをきれいに見せることが大切。
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レース素材やチュールのワンピース:ふんわり優しい印象に。
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ベアトップドレス:お腹を見せるタイプで、神秘的でフォトジェニックな仕上がり。
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カジュアルコーデ:Tシャツやデニムなど、普段の延長でナチュラルな雰囲気に。
髪型はまとめ髪やゆる巻きなど、顔まわりがすっきり見えるスタイルが写真映えします。
また、花冠やリース、サッシュベルト(お腹に巻く飾りリボン)などの小物をプラスすると、より華やかに。
人気のポーズ&アイデア
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お腹を優しく包み込むポーズ
定番ながら、母の愛情を感じる美しいカットです。 -
パートナーと一緒にハートを作るポーズ
夫婦でお腹に手を当ててハート型を作るのは人気No.1。 -
エコー写真やベビーグッズを持つショット
赤ちゃんの誕生を待ち望む気持ちを表現できます。 -
シルエット撮影
逆光を利用して撮るシルエット写真は、幻想的でアートのような一枚に。
失敗しない!マタニティフォト撮影のコツ
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体調を最優先に、無理のないスケジュールで。
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撮影当日は軽い朝食をとり、体を冷やさない服装で行きましょう。
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自分のイメージに近い写真をSNSなどで事前にリサーチしておくと、カメラマンとの打ち合わせがスムーズです。
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家族写真を撮る場合は、服の色味をそろえると統一感が出ます。
マタニティフォトは“家族の始まり”の記念写真
マタニティフォトは、単なる記念撮影ではなく、家族が始まる瞬間を形に残す大切なイベント。
将来、お子さんが成長したときに「お腹の中にいた頃の写真」を一緒に見返すのは、何よりの宝物になります。
一生に一度しか撮れない特別な瞬間を、ぜひ素敵な写真で残してみてくださいね。