出産での入院は、人生の中でも特に大きなイベントのひとつです。楽しみがある一方で、初めての方は特に「何を持っていけばいいの?」「荷物が多すぎても困るし…」と不安を抱くことも多いでしょう。私自身、事前に先輩ママからアドバイスをもらったりネットで調べたりして準備をしましたが、それでも「持ってきて本当に助かった!」と感じたものがいくつかあります。今回は、体験談や多くのママたちの声を参考に、出産入院時に役立ったアイテムをまとめました。
■1. ウェットティッシュ・赤ちゃん用おしりふき
入院中はとにかく手が離せなくなるため、片手でサッと取れるウェットティッシュが大活躍。特に産後の身体はすぐに動くのが難しく、ベッド周りで使える衛生用品は必須でした。また、退院後も使えるため、余っても無駄になりません。
■2. ペットボトルストロー
陣痛中や産後の授乳・寝たままの水分補給に、ペットボトルに差し込むタイプのストローキャップは本当に便利です。「もっと早く用意しておけばよかった…」と多くのママが口にするほど。しんどい状況でも姿勢を変えずに飲めるので、体力温存にもつながります。
■3. 前開きパジャマ・授乳口つきの衣類
産後は助産師さんの診察や授乳が頻繁にあるため、前開きのパジャマはとても役立ちます。授乳口付きだとさらに便利。病院によっては貸し出しがあるものの、自分に合ったサイズのものを持っていくと快適に過ごせます。
■4. スリッパ・軽い履物
入院中は何度も歩きます。病棟は意外に冷えるので、滑りにくくて温かいスリッパがあると安心です。衛生面が気になる場合は、使い捨てタイプもおすすめ。
■5. 目元の保湿シート・リップクリーム
病院は乾燥しがち。睡眠不足も重なるため、肌が荒れやすい時期でもあります。簡単にケアできるフェイスシートやリップクリームがあると、自分を労わる時間がつくれ、気分転換にもなりました。
■6. 小型充電器・延長コード
スマホは連絡や写真撮影など、入院中の必需品。しかし、コンセントの位置がベッドから遠いこともあります。延長コードやモバイルバッテリーを持っていくとストレスなく使えます。
■7. お菓子やゼリー飲料
出産後は体力を大きく消耗するため、すぐに口にできるゼリー飲料や軽食はとてもありがたい存在でした。特に深夜や早朝など、食事時間外でお腹が空いたときに助かります。ただし、においの強いものは病室では控えめに。
■8. 母乳パッド・産褥ショーツ
急に母乳が出て服が濡れてしまうことも多いため、母乳パッドは多めに持っていくと安心です。また、産後すぐは身体を動かすのも一苦労なので、マジックテープ式の産褥ショーツは着脱が簡単で便利でした。
■9. 大きめのエコバッグ
入院中に病院から渡される書類やオムツ、お祝い品など荷物は増えがちです。帰り際に「思ったより荷物が多い!」となることが多いので、折りたたみのエコバッグを1つ入れておくと役に立ちます。
■10. 赤ちゃんの記念撮影グッズ
最近は、入院中におくるみや小物を使って写真を撮るママも増えています。慌ただしい日々でも、少し特別な写真を残すと良い思い出に。もちろん必須ではないですが、余裕があればぜひ。
まとめ:快適に過ごすためには「自分に合うもの」が一番大事
出産入院で本当に必要なものは、病院側で準備してくれている場合が多いですが、それでも「あると快適度がぐんと増すアイテム」は確実にあります。特に、動きが制限される産後の身体にとって“どうすれば楽に過ごせるか”を基準に選ぶのがポイントです。
この記事が、これから出産を迎える方の「入院の不安」を少しでも軽くし、安心して準備を進める手助けになれば嬉しいです。どうか素敵な出産となりますように。